
3.その他関連事項の概要
その他のバス停整備に係る事項としては、道路構造令改正に向けた建設省道路交通審議会答申の中で公共交通の利便性の向上策として、「バス乗降施設の利便性の向上」が掲げられている。 答申の概要等は以下に示すとおりである。 また、こうした「たまり」空間創出の支援として「特定交通安全施設等整備事業」の活用等があげられる。 答申 バス停においては、歩行者とバス利用者が交錯しないよう「たまり」空間を確保し、上屋、ベンチ等を設置する必要がある。さらに、利用者の多いバス停や公共公益施設に関連するバス停においては、駐輪場、公衆電話、バス運行情報提供装置等の利便施設を集約設置し、歩行者も含めた快適な「たまり」空間を創出していく必要がある。 また、車両の改善との調整を図りつつ、高齢者等にとっても乗降の容易なバス停構造とする必要がある。 さらに、輸送効率向上が求められる路線では、必要に応じ、連接バスを導入し、それに対応したバス停構造とする必要がある。 解説 バス交通は、通勤・通学のための手段や高齢者・障害者等のモビリティを確保する上で不可欠な公共交通であり、モーダルミックス施策の一環として、その利便性の向上を図る意義は大きい。 そのため、高齢者等を含めた様々な利用者がバスを快適に利用できる道路整備が求められている。またバス停では、歩行者とバス利用者の交錯防止、快適なバス待ち空間の確保という観点から、バス利用者の「たまり」空間を設けるとともに、上屋、ベンチ等の設置が求められている。とくに利用者の多いバス停、学校、病院、福祉施設、官公庁等の公共公益施設に関連するバス停においては、周辺の道路緑化、照明灯、駐輪場、公衆電話、時計、バス運行情報提供装置等の利便施設を集約設置して利便性の向上を図るとともに、歩行者の「たまり」空間を創出することが重要となる。 また、バスがバス停に十分にすり寄れるようなバス停構造とするとともに、低床化、車いす乗降用リフト等車両面の改善策と調整を図りつつ、歩道の一部を盛り上げたマウントアップ式バス停とするなど乗降時の段差が極力小さくなるような構造とする必要がある。 さらに、利用者が多く、輸送力の向上が求められている路線については、連接バスの導入が考えられるが、その導入にあたっては、車両の特性を踏まえ、適切に対応した道路構造とすることが必要となる。 (資料)建設省
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